少数精鋭だからこその強み
当社では、製缶・板金塗装から組立・製作、社内試験を経て納品までを1サイクルとしており、そのサイクルこそが少人数でも短納期で臨機応変に対応できる秘訣であります。
製造・製作以外にも現地改造・更新も承っております。
図面がない場合でも心配ありません。当社であればECADを用いた図面作成が可能です。
PLCソフト開発・設計にも力を入れており、プラント系の生産設備の制御だけでなく、
無線による遠隔制御システムも導入実績があります。

制御盤とは
機械や設備、システムの動作を管理・制御するための装置であり、いわば機械の司令塔のようなものです。
主に電気機器や機械の運転を監視し、指示や操作を行うために使用され、
産業機器、プラント設備、空調システム、各種自動化機器など、さまざまな分野で必要とされています。
制御盤内部にはさまざまな電気部品、スイッチ、表示装置、センサーなどが組み込まれています。

設計・図面製作
制御盤を作るには、まず設計を行います。お客様のご要望や機器の仕様書を確認し、どの機器が制御盤に含まれるか、必要な回路や安全規格、制御方法などを把握し配線図を作成します。次に選定した機器が制御盤の箱に入るか、サイズや形、取り付ける場所の環境(屋内、屋外、湿気、温度など)を考慮して外形図を作成します。
外形図、配線図を作成したら、図面をもとに箱の板金製作・塗装の工程に移ります。

板金製作・塗装
制御盤の箱は、主に鉄鋼、ステンレス鋼、アルミニウムなどで作られます。
専用の切断機で板を所定のサイズに切り、曲げ加工を行い溶接でつなぎ合わせて箱の形にします。
箱は塗装や防錆処理が施されることが一般的です。屋外で使用する場合は耐候性を高めるために屋外用の塗料に変え遮熱板を設ける場合もあります。
箱が完成したら外形図・配線図をもとに箱の内部に電気部品を配置していきます。

配線・完成検査
配置図通りに箱の内部に電気部品を配置したら、配線図をもとに配線をしていきます。
機器の容量に合わせた電線サイズ、お客様指定の電線種類、電線色、圧着端子の種類を間違えないように丁寧に配線を行います。
インシュロックやホックチューブ、スパイラルチューブを適宜使用し、綺麗に整線をします。
配線が完了したら、最後に完成検査を行います。実際に制御盤に電源を入れ、動作チェックを行い問題がないかを確認し最終的に出荷します。
工業用カメラケース
制御盤だけでなく、高炉や特殊環境でも遠隔監視ができる工業用カメラケースや監視カメラ用の操作器の製作もしております。
当社では特殊な現場環境に様々なカメラを設置するご要望から、その都度内蔵するカメラと現場に見合ったケーシング、冷却等を
一品一様でご提供させていただいています。その為カタログ型式等での定型品販売ではなく、全て設計からの受注生産品となります。
御見積にあたってはカメラ仕様、使用環境(周囲温度、輻射熱、粉塵有無等)をお聞きした上で最適なものをご提案いたします。
まずは下記コンタクトフォームよりお問合せ下さい。
用途別にまとめましたので、多種多様な製品をご覧くださいませ。
電子冷却カメラケース
ペルチェ素子冷却装置を使用したカメラケースです。
高温な60℃くらいまでの周囲温度に対して、カメラケース内をカメラの動作温度 範囲内に抑えることができます。内部温度センサーにより自動で冷却運転を行います。
コルダー冷却型カメラケース
圧縮エアーを利用したコルダー冷却装置を使用したカメラケースです。
100℃程度の高温な特殊環境にも対応可能です。
小型カメラケース
周囲飛散物や粉塵等からカメラを保護するためのケースです。
設置条件によりさまざまな形状のものが製作可能です。
冷却&防塵タイプカメラケース
ガラス部に粉塵等が付着しづらいように、前面のスリット部よりエアブローをするケースも製作しております。
その他タイプカメラケース
特殊環境設置用や水冷式カメラケースも製作しております。また、メーカー製のカメラケースに追加工を施すことも可能です。
カメラ関連機器
制御盤やカメラケース以外にも監視カメラ操作器を製作しております。
Contact
電話番号
086-486-1331
aitechdenso@vega.ocn.ne.jp
住所
岡山県倉敷市松江1-4-30